フローリングの材料は最初の内はツヤもあってピカピカに光っていて気持ちの良いものですが、重くて固いものを引きずったりすると表面に傷がついてしまい気になるものです。これが賃貸物件の場合には退室時に原状回復義務違反と見られるかどうかはその不動産管理人とか家主の判断によって変わって来るものですが、とりあえずどっちになっても良いように個人でもフローリングの補修は行えます。方法としては床の木目に似たテープ式の材料をホームセンターなどで購入して木目にそって貼りつけるという方法があります。表面がザラザラしている場合には使用できませんが、そうでない時には瞬時にそのまま接着できて目立たなくすることができます。
あるいはフローリングの補修では筆ペン式の補修方法もあります。10色の中から近い色を選んで着色補修が出来ます。成分はアルコールと染料、合成樹脂などで出来ています。同じくクレヨンタイプのグッズもあります。
2種類のペンを使って色と柄と木目を再現することが出来ます。成分は酸化チタンやカーボンブラック、硬化油、パラフィン、合成酸化鉄、アルコール、染料、合成樹脂から出来ています。線状の傷であれば塗るだけで簡単に傷が見え難くなるタイプの方法もあります。手持ちのフローリングワイパーに製品のシートを取り付けて床面を軽く滑らすだけでワックス膜が形成されて目立ちにくくなります。
そして表面が乾くのを待ては仕上がりとなります。フローリングワイパーが無い場合にはスプレータイプでロール状のものを使ってそのままで塗るだけで良いものもあります。