新築住宅をオール電化とする場合、ガスの配管が不要になるため、その分建築費用が安くできます。新築する際は、その利点も考量して熱源をどうするか検討しましょう。新築時以外でオール電化にすると、そのメリットが享受できなくなります。ガスをまったく使わないことで、都市ガスの基本料金が不要となるのも利点のひとつです。
長く留守にする場合などは、基本料金しかかからないこともあるわけです。その時に電気の基本料金だけで済むのも大きな魅力でしょう。冬の暖房で石油やガスを使うと、かなり空気が汚れます。大がかりな換気が不可欠となり、空気の入れ替えによって、せっかくの暖房効果がなくなってしまいます。
冬以外でも調理や給湯のためにガスを使いますが、石油やガスのストーブやファンヒーターほどではないにせよ、体に良くないガスが発生してしまいます。これを防げることは、オール電化住宅の最大のメリットと言えるでしょう。健康面だけでなく、安全性の面からもオール電化は好ましいことです。火を使う必要がないため、火災の発生がかなり防げます。
オール電化住宅で太陽光発電システムを導入した場合、電気料金はかなり安くでき、光熱費全体を最大限お得にできます。特に深夜に電気をまとめて使う生活スタイルにすると、電気代を安くできるようです。最大の懸念事項である停電が起きても、少なくとも日中は電気を使うことができ、夏などはそのメリットが非常に大きいわけです。