お風呂リフォームにも様々なカタチがあります。一軒家の場合、お風呂場はたいてい1階にありますが、そのお風呂場を2階に持って行くというお風呂リフォームもあります。では、お風呂場を2階に持って行った時のメリットやデメリットは何でしょうか。まず、お風呂場を移動させる時にはお風呂の水を洗濯機に使うことも多い上に、同じ水回りなので洗濯機をお風呂と同じく2階に移動するのが普通です。
この場合洗濯物を2階に洗濯物を干す場合にメリットがあると言えます。南向きの家でも1階部分は隣の家があるためあまり日が入ってこない場合があります。その場合には2階に洗濯物を干しますね。すると、ベランダやバルコニーと洗濯機が近くなるというメリットがあります。
また、1階にお風呂場をなくしたことで、その分1階部分のスペースが増えますので、リビングを広くすることが可能になります。また、来客時には1階の応接間に来客を通すのが普通です。この場合、ちょうどお風呂の時間であればお風呂に入りにくい部分もあります。そこで、2階にお風呂リフォームをすることで来客中もお風呂に入りやすくなるのです。
これに対して2階にお風呂場を持って行くお風呂リフォームをすることでデメリットが生じる場合もあります。一つは、1階で洗濯ものを干している場合、わざわざ洗濯物を持って階段を下りなければなりません。ただ、ある意味運動になるのでメリットと言えばメリットですが。また、2階にお風呂がスペースが入るため、その分2階部分の部屋を狭くしなければならなくなります。
最後に水回りの工事にお金がかかる点です。お風呂場の設置以外に100万円以上はかかることもあります。